ベテラン必見!強烈なストロークをフォアスライスで対応する展開

強烈なストロークを打ってくる相手に真っ向からスピンで対抗していませんか?

本日、U16の関東ジュニアの選手とゲームマッチをしてきました。フォアの順クロスが得意な選手です。先日アラサーになった身としましても、やはりフォアを起点に振り回されるとジュニア選手相手とはいえ、なかなか厳しい展開を強いられます。

結果的には競り勝ったのですが、内容的にはかなり苦しい試合で守備でしのぎ切る場面には何か戦略が必要と考えました。

 

時間を作るショットの必要性

時間を作るショットには主に、スライスやロブがあります。スライスは一般的にバックハンドで用いるケースが多く、ロブは相手にネットを取られた際や自分のポジションを大きく下げられたときに用います。

速いテンポのラリーで走り勝てない相手には、防御シーンだけでなく繋ぎのシーンでも積極的に用いるべきと感じました。

理由としては以下の3つになります。

  • 相手の足を止めるため
  • 自分のポジションを戻すため
  • 自分の早いショットを活かすため

相手の足を止めるため

テンポの早い展開を躱すためには、相手の足を止めてしまうのが一番手っ取り早いです。それは、足を止めてあげることで、相手に考える猶予を与えられるからです。

人間はある事象の選択を求められた時に、時間があればあるほど迷う「選択麻痺」という状態に陥ります。この選択麻痺をテニス中に相手に起こさせてあげるのです。そうすると先ほどまでは何も考えず打ってきた相手が、ついついリスクを負わない選択をし始め、早い展開から変えてあげることが出来ます。

自分のポジションを戻すため

相手の対角寄りのベースラインやや後方まできちんと戻れている状態であれば、意外と相手の鋭いボールも触ることが出来ます。もちろん、打ち抜けない打点・位置から相手が打球することを前提としています。

シングルスコートで守らなきゃいけない面積は、横が約8.2m、縦が約11.9m程です。仮にコート隅に深く打たれても、ベースラインやや後方の中央部まで戻れていれば4m程のダッシュでボールの落下点に追いつきます!斜め後ろに走ることを考慮しても5m程走ればいいわけです。なんだか走り勝てそうな気がしてきました(笑)

自分の早いショットを活かすため

先ほどまでは走り回っていた相手も足が止まりがちになります。そうなると先ほどまでは逆襲を食らいかねなかったスピードボールも、相手コートに刺さり始めます。刺さり始めるとまた相手はディフェンシブになってくるので更に自分から打っていくボールを増やすことが出来ます。

 

フォアスライスを上手く使って作る展開

【動画】毎日オープンテニス大会2018 SF 佐野VSトゥロター

World Tennis TV

早稲田大学庭球部卒の佐野選手は、上手く時間を作りゲームを作っています。試合結果としては惜しくも負けてしまいましたが、大変勉強になるいい試合を見せて頂きました。

 

時間を作って自分の展開に持ち込もう

得意なフォアハンドをラリー中に数球我慢することで、上手にゲームメイク出来ます。ジュニア選手はコーチからフォアはすべて打ち抜きなさいと教わるかもしれませんが、強振がすべての選手にはまるわけではありません。特にアマチュアレベルなら猶更です。

コートを立体的に使ってテニスをする必要性を考えさせられた練習でした。

 

 

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