ラケットに求める最優先事項とは?
私も当サイトを始めて改めて思いましたが、テニスラケットの種類って膨大ですよね。
重量・面の大きさ等の基本設計から始まり、使用材料や重量配分の違いでの差別化。はたまたグロメットのパターンであったり、限定モデルで塗料が違ったり等で細かく分けたらとんでもない数になります。
さてここで、漠然とした質問を1つします。
「皆様がラケットに求める最優先事項は何でしょうか?」
- スピンの掛かりやすさ?
- ボールスピード?
- コントロールの良さ?
- デザイン?
- 価格?
本記事はそんなことを意識しながら読んでもらえると充実した考察になると思います!
早いボールを打ち返すのを苦手にしてませんか?
試合中に咄嗟に早いボールへの処理が必要な時、上手く対応できますか?
- リターンをベースライン深くに打ち込まれた時
- サイドにスピードボールで振られた時
- ダブルスのストロークのクロスラリー
上手に対応できる自分のイメージを作れますか?
半数以上の人が、「早いボールを苦手」としているんじゃないかなと思います。言い換えれば早いボールに打ち負けやすいという事です。
ちなみに打ち負けるとは下記のような状態を指します。
- ラケットが弾かれる感触がある
- 自分のボールを打たせてもらえない
- 飛びすぎるから丁寧に当てる
上記問題解決のため、インパクト時に力むようになります。無理にスピンを掛けて抑え込もうとします。
しかしながら、力むとスイングスピードは落ちます。それによりボールは失速します。
また、無理にスピンを掛けようとするとインパクトが曖昧になります。それによりボールの深さが散らばり始め、コントロールが難しくなります。
テニスはコートという縛りがあるから難しい
今更何を言っているんだと言われそうですが、テニス競技にはルールがあります。それは、テニスコートという決められた枠の中に、ネットという決められた高さを通してボールを入れなければならないというルールです。そして対戦相手と交互にボールをコントロールし続けることで優劣を決め、勝敗を決します。
冷静に考えてみましょう。力を出しすぎても、力を抜きすぎてもいけないボールを対戦相手に取れないように嫌らしく交互に打ち合って競うのだから、テニスは難しいわけですよ(笑)
では、本題に戻ります。ただでさえ難しいテニス競技を、打ち負ける状態で試合するなんて愚かだと気づきませんか?つまりラケットに求める最優先事項はまず、「相手に打ち負けない」事なのです。
決して簡単に飛ぶ事、簡単にスピンがかかる事ではないのです。
それでは相手に打ち負けないラケットとは何かについて考えていきましょう!
相手に打ち負けないラケットとは
結論、テニスにおける打ち負けないラケットの条件はこうなります。
- 適当に打ってもミスが出ない
- 力を入れなくともすごいボールが飛ぶ
- 無理なくボールコントロールできる
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