テニスラケットの中折れとは?新しいラケットの買い替えタイミングについて

テニスラケットの買い替え周期って意外と難しいテーマです。

1本2~3万するものを人によっては複数本買い替えるわけなので、買い替えには慎重になるものです。

さて、ラケットを買い替える時には大体理由があるものです。

  • 今のラケットに飽きた
  • もう少し別の性能が欲しい
  • ラケットが中折れしたから

本記事ではこの3つ目の理由の、【ラケットの中折れ】について取り上げていきます!

そもそもラケットの中折れとは?

ラケットの中折れの定義には、諸説あります。

  • ラケットのコシがなくなる
  • ラケットがカラカラ音がする
  • 打球感が鈍くなる
  • 身体に悪い振動が起き始める
  • ラケット内部にヒビが入る

確かにどれもラケットに異常がありそうです。

【ラケットの中折れ】とは何かついて考察していきながら、本当にラケットを買い替えるべき理由について考えていきます。

 

コシがなくなる?の原理

「ラケットのコシがなくなることで飛びが悪くなる=中折れ」このような考えがテニス界には根付いています。しかしながらコシがなくなる理由についてきちんとわかっている方が多くはないかなと感じています。

そもそもラケットのコシがあるという表現をする時は、「喰いつき」がある状態を指します。喰いつきとは、官能表現だとボールをシャフト部でグッと粘りながら捉える感覚になります。

この喰いつきは主にラケットのフレックスに影響されます。フレックスとはフレームの硬さのことで、硬くなるとボールを弾く感覚が強くなり、柔らかくなるとシャフトが粘る感覚が強くなります。

ちなみに、カーボン繊維とカーボンをつなぎ合わせる樹脂の配合分量、成型・配合方法によりフレックスが決まります。新品のラケットは組織としては最もフレッシュで頑丈な状態なので、フレックスは高くなります。逆に使い込めば使い込むほどフレックスはやや低くなっていきます。

つまり、ラケットを使い込めば使い込むほど一定値まではフレックスは柔らかくなるので喰いつき感が強くなっていくのです。つまりラケットを使用し続ける事でコシがなくなりません。むしろコシが出てきます。

使い込めば飛びが悪くなるは本当

上記説明でコシがなくなる≠中折れであると説明させて頂きました。しかしながら、使い込めば使い込むほ飛びが悪くなるのは事実です。

使い込めば使い込むほどフレックスはある程度の数値までは下がる、といった説明をしましたがまさにそれが関係しています。フレックスが柔らかくなることでシャフトがより粘るようになります。それにより打球衝撃時にエネルギーロスが起きやすくなり、前方向への力の伝達が非効率になります。そのため、飛びが悪くなるのです。

つまり飛びが悪くなっている分、購入時よりも鋭いボールが飛ばなくなっている可能性があります。そのような場合は攻撃的なボールを打っていても自分が思っていたよりも伸びていないため簡単に打ち返されてしまいます。

なんだか飛びが悪くなってきたなと感じたら、ガットだけでなくラケットも見直してあげるといいと思います!

 

ラケット内部のヒビで折れるケース

特にラケットをぶつけたわけでも投げたこともないのに、ある日突然ガットが切れる3倍くらいの大きなバチン!!という音とともにピュアドライブが折れたことがあります。しかも累計4本(笑)

このケースで折れた個所は下記パターンです。

  • ラケットのフェース1時~2時部分

ピュアドライブ テニスラケット 折れる ヒビ クラック 中折れ

  • スロートとフェイスのつなぎ目部分

テニスラケット ピュアドライブ 折れる ヒビ クラック

バボラのラケットは全体的に上記写真の所が折れやすいイメージがあります。また下記記載部分のスロートとフェイスのつなぎ目の所も比較的弱いように感じます。

 

 

現在使っているピュアドライブですが、こちらも小さい塗装のヒビが入っています。

このスロート部にあるヒビはただの表面の塗装ヒビでなく、内部から進行してきたものが表面に出てきている可能性が高いです。こういったものを使い続けていくとどっかのタイミングで上記写真のように大きなクラックが入ります。

 

自分のラケットをメンテナンスがてら掃除しながら眺めてあげるといいと思います。フレームのどこかに明らかに塗装が浮いてきているヒビがあったら寿命は短長くないです。また上記3枚目の写真くらいの程度だったらすぐに買い替える必要性はありませんが、買い替えを検討し始めてもいいでしょう。

 

このケースは中折れじゃない!

これまでは主に中折れの可能性が高い事例について触れてきましたが、逆に全く中折れじゃないのに勘違いされるケースもあります。

  • 飛びが悪くなったと感じる
  • ラケットのカラカラ音
  • ビーンという打球時の変な共鳴音

【飛びが悪くなった】のは、先ほども述べたようにフレックスがやや柔らかくなったからです。【ラケットのカラカラ音】は砂や小石がラケットに入ったか、カーボン繊維や樹脂接着剤が一部取れたものによります。グロップエンドのふたを開けてあげてぶんぶん振れば取れます。

【ビーンという打球時の変な共鳴音】は、グロメット部にガットが変な接触をしているかグリップエンド部分が緩んでいることが原因です。

上記案件の場合は中折れではないので、寿命だからと言って買い替える必要はありません。フレックス以外は修正可能です。

 

寿命によるラケットの買い替えチェック項目

  • 激しい打痕後はないか
  • フレームにクラックはないか
  • 塗装のヒビはないか
  • 飛びはわるくなっていないか
  • 頻繁にカラカラ音を直していないか

この5項目に問題が無ければまずラケットの寿命は迎えていません。

自分のラケットのメンテナンス時はもちろん、メルカリ等で中古ラケットの売買をする際には気を付けてみるようにしましょう!

 

  • 不要なラケットを売ろう!メルカリ特集はこちら
  • メルカリ狙い目のラケット特集記事はこちら

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です