カタログスペックは一緒なのになんか使いづらい!
見た目は同じでも細かい設計で使用感は異なるテニスラケット。
しかしながらその変わりやすい使用感のせいで困っている人も多いです。本記事ではどのような点で使いづらさが発生するのかを取り上げてみました。
目次
似たスペックなのに使用感が異なる理由
フレームの硬さが違う
テニスラケットの性格を決める上で最も大事なポイントのひとつがフレームの硬さです。
目に見えづらい設計のためラケット選びの上でもおろそかにされやすいのですが、面の大きさよりもこちらの方が重要だと考えます。
最近のラケットは硬いラケットが多いです。(FA70程度)
硬いラケットは弾きが良く、速い球が打ちやすいですが嫌いな方は多いです。
ストリングパターンが違う
ラケットに通すガットの本数をストリングパターンと言います。
【16×19】か【18×20】が一般的ですが、多くのラケットでは【16×19】が採用されています。
しかしながら同じ【16×19】でも各モデルにより目の細かさ、マス目の形状が全く違います。
買い替えの際には、このマス目の形も気にした方が良いです。
重量配分が違う
バランス320mmやスイングウェイト280と言ったスペックのみでは判断できないのがこの重量配分。
まずある2本のラケットのフレームバランスが均等だとしても、極論下図の①②のパターンで同じ位置を示している可能性があります。
またスイングウェイトを測定する際はグリップ部から5cmの位置を支点とし測定を行います。
勘のいい方ならお気づきかもしれませんが、5cmヘッド側に移動した位置を支点とすることで、グリップエンド部付近の重量調整分が測定に反映されないというマジックが起きます。
つまり同じスイングウェイトだとしても、支点部分に必要な重さを積むことで結果を合わせているケースがあります。
また上記内容に通ずることですが、フレーム形状によってもちろん重量配分も変わってきます。
カタログスペックはほぼ同じバボラのピュアドライブとピュアアエロですが、シャフト部の形状が大きく異なります。
ピュアアエロの方がバランスポイント付近のシャフト部の形状が大きい分、全体の重量配分もシャフト部によります。そのためカタログスペックは一緒でもピュアアエロの方がラケットヘッドが走りづらい分ボールを擦れるような感覚が得られるのです。
飛ぶ感覚の強い中厚ラケット
1. E ZONE 100
2. ピュアドライブ 2018
市販品で考えられる軽い個体値の、MAXレベルのモデルですね…!!
自分で使っていて、使いづらくなければ何も問題はないと思います。
ただ重量があり298gなのにSW275は軽過ぎるという事も一つの事実なので、フェイス部分に3〜4g程度の鉛を貼ってもいいと思います!
その可能性ももちろんあります!
内合バランサーは出来るだけグリップ側につけるのが一般的だそうですが、上の方につければバランスもあまり変えずに荷重出来ますしね..
出荷基準に満たすために上部に集めた可能性も低くはないかもです!
大枠な雰囲気で言うと似ているかもしれませんね!
ただピュアアエロは通常バランス時でシャフト部に重めに感じるので、振り抜き感などは違ってくると思います!
先日、コメントした者ですが、誤った名前でコメントしていまいました。もしよろしければ、ご削除して頂けないでしょうか?
トアルソンのラケットについて、ハイブリッドガットの記事希望のコメントでしょうか??
ピュアドライブ2012のコメントです。
ピュアドラ2012にはコメント来てないので大丈夫です!
興梠のです。
ピュアドライブ2012の記事にですか?
そうだとしたらありませんよ!
カタログスペックは同じなのに使用感が異なる理由についてです。申し訳ありません。
承知しました!お名前が以前のものは全て消しておきます!
ありがとうございます
いつも楽しく拝見させて頂いております。
ピュアドライブ2012の内蔵バランサーがグリップのどの辺に入っているかはわからないでしょうか?
ちなみに重量は、298gram。静止バランス312。スイングウェイト275です。内蔵バランサーかまグリップ寄りに入っているといいのですが…
入っているとしたら、グリップエンド寄り〜グリップ中腹くらいの場合ではないでしょうか?
バランス調整のバランサーはほとんど、グリップキャップの部分が終わった直後に巻かれることが多い気がします(僕の経験則)
ありがとうございました‼️