皆さんはプレストレッチ何%?
— A badminton account (@aciel_bad) 2019年2月13日
「プレストレッチって何!?」
というようにテニスに熱心に取り組めば取り組むほど知らない・難しい言葉が出てきます。
見てみぬふりや、何となくわかったつもりというのが上達にいて最ももったいない状態です。
知らないことで損をしないよう、テニスラケットに関する基礎用語から応用的な用語まで取り上げてみました。
目次
テニスラケット 基礎用語集
グロメット
ラケット本体を保護するための樹脂パーツ。ガットをフレームに直接当てないようにする役割もあります。
最近は保護パーツとしてだけでなく、打球感を調整するための重要部分としての役割も担っています。
グリップバンド
グリップテープを巻いた際に、テープがはがれないよう固定するためのアイテム。
エンドテープがあればいらないことも多いが、デザイン的に採用したい人も多い品物。
グロメット同様、振動止のような役割を持つグリップバンドもちょこちょこ出始めています。
エラストクロス
ガット同士の摩耗を抑え、耐久性を飛躍的に上げるためのアイテム。
耐久性を上げる使い方が一般的ですが、このアイテムを使うことで面圧を上げることが出来たり、ガット同士の滑りを上げてスピンを掛けやすくする事も出来ます。
使用率は決して高くありませんが、フェデラーがスピン向上を目的に採用していることが知られています。
ダンプナー
いわゆる振動止の事をダンプナーと呼びます。
錦織を始め、有名選手が使用するクエークバスターのような消しゴム型から、細長いミミズ型、結ぶタイプの輪ゴム型まで様々なモデルがあります。
あて革・あて皮
ガットとフレームの間に革を挟んでガット張りを行う事があります。この革の事をあて革と呼びます。
画像の商品名はキモニ―のニュースティックオンと言います。
当初はガットの保護としての役割が大きかったですが、今では打感の調整に使う選手が多いです。
最近のグロメットと役割が似るものがあります。
テニスラケット 応用用語集
ウレタン充填
テニスラケットはカーボンだけでなくこのウレタンというものも使って作られています。
このウレタンの充填量でラケットの重量・バランス・打感を調整することが出来ます。
プロストックはこのウレタンが少なくし、しなりやすくしています。
プレストレッチ
ガットを張り上げる際、本来張り上げるテンションより10%程度強めに引っ張ることでガットを伸ばします。その後指定のテンションで張り上げる方法をプレストレッチと言います。
ガットを一度伸ばすことで、張り上げ後の緩みをいくらか抑えることが出来ます。
その代わり張りたての弾力のある打感を少し取ってしまうことがあるので、好き嫌いが分かれます。
張りたてのガットの打感が得意でない方は、張り上げの際にプレストレッチを頼むといいでしょう。
リードテープ・鉛
フレーム重量を調整し、自分好みのラケットに仕上げたり、スペアラケットとの個体差を埋めたりする際にリードテープを使います。
プロはウレタンを減らす代わりに鉛を使ってフレームを作り上げていきます。
個人でやると、貼りすぎ・重くしすぎとなりやすいです。明らかに使用感が変わったと感じるまで貼るのはお勧めしません。
ただ便利なアイテムだと思うので、自分の環境レベルに合わせて適切に使う能力も一種の技術です。
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